大田市場でJAにしうわ「早生温州ミカン」初セリ 1キロ当たり過去最高値で取引
1キロ当たり過去最高値で取り引きです。「JAにしうわ」管内で収穫した早生温州ミカンの初セリが行われました。 5日朝、東京の大田市場で、JAにしうわの早生温州ミカンが初セリにかけられました。 収穫開始以降の雨などで出荷量は、去年の1割以下のおよそ29トンと少なくなったものの平均価格は1キロ当たり過去最高値の392円で取り引きされました。 東京青果 果実第2事業部 岡部光成副部長: 「セリを後ろから見てましたけど、みんな欲しそうでしたね。どこよりも先ににしうわのミカンを置きたいという印象」 一方、毎年100万円以上の高値で取り引きされ話題となる20キロ詰めの桐箱入り「日の丸みかん」は、着色の遅れで今年は出荷を断念したということです。 JAにしうわによりますと今年は、裏年傾向に加え猛暑やカメムシ被害で早生ミカンの出荷量がおよそ2万5000トンの見込みで、この10年では最も少なくなる見通しだということです。 それでも売り上げは、7年連続の100億円突破を目指しています。 JA全農えひめ吉見一弥運営委員会会長: 「厳選出荷に努めて愛媛はミカンやねというのをしっかりとアピールして、皆さんに美味しいミカンを食べて頂きたい」