映画で伝える“ガザ地区の日常” 緊急上映広がる 大学生が気づいた「ガザの人たちは自分と同じ」
この作品は、美容室を訪れた様々な事情を持つ女性たちが、紛争下でもたくましく生きていく姿を、ガザで生まれ育った監督が描きました。美容室という空間で、たわいのないおしゃべりをしたり、結婚式に向けてメイクをしたりする、ガザの女性たちの“日常”が描かれています。
映画館には、「映画という形でガザという地域の姿を見てみたい」と見に来た60代や、「紛争のニュースで関心をもった」という20代の若い世代も来場。20歳の大学生に作品を鑑賞した感想を聞くと、「どんな時でも“おしゃれはしたい”という気持ちは一緒。(紛争の背景がある中)私と同じように楽しみたいとかその一日を生きたい人、普通の人がいるのを今回自覚した。(ガザの人たちも自分と)同じなんだ」と、映画を通して気づいたことを語りました。 (11月6日放送『news every.』より)