【陸上】国学院大・高山豪起 2部ハーフマラソンで日本人2位「粘って勝負しようと思った」 関東インカレ
◇陸上・関東学生対校選手権最終日(2024年5月12日 国立競技場) 男子2部のハーフマラソンで高山豪起(国学院大3年)が1時間03分14秒の3位でゴールした。 日本人2位となったが「日本人1位を狙っていた。この経験を踏まえて駅伝シーズンで戦っていきたい」と振り返った。集団から離されずに走りきり、「留学生がいるのでペースの上げ下げは、あると思っていた。予想どおりの展開だった」と堂々と語った。 終盤には日本人1位の太田蒼生(青学大4年)の前に出る強気の走りを見せた。「ロングスパートで仕掛けて逃げ切ろうと思ったが、対応された」と悔しさをにじませた。太田が前に出た後も引き離されずに粘った。「ここで離れてしまったら確実に負けてしまうので、しっかり粘って勝負しようと思った」と語った。 1月の箱根駅伝では10区で区間10位の走りで国学院大の5位に貢献。3月の日本学生ハーフマラソン選手権では14位に終わり、同学年の青木瑠郁(国学院大3年)が優勝した。「目の前で優勝されて悔しかったので、それが関東インカレで勝負できるきっかけになった」と話した。 駅伝シーズンに向け、今後の課題については「勝負強さが自分にはない。勝負強い選手を目指して練習していきたい」と意気込んだ。