大きさは東京タワーと同じ!?超大型船を作る造船所に密着 組み立ては「超巨大クレーン」で 80m上空からの景色は…
■出航を見送るのは…先生たち!? 工事が進むと、操舵室や乗組員が過ごす部屋も徐々に出来上がっていきます。 そうして、1つの船が完成するのにかかる工事の期間は、およそ8か月。 東京タワーを横にするとほぼ同じ、長さ330メートルのタンカーは、約30万トンの原油を運びます。(長さ330m 高さ29.3m 幅60m) 一方、いよいよ船出のときを迎えた長さ300メートルのバラ積み船。南米・コロンビアへ向かいます。 その様子を見送っていたのは、小学校の先生!いったいなぜなのでしょうか。 ■未来を担う子どもたちに 実はこの日、実施されていたのは、熊本市で働く33人の先生を対象にした工場の見学会。その背景にあるのが、造船業界に押し寄せる “人手不足の波” です。 ジャパン マリンユナイテッドの担当者「生徒たちに『ここの造船所はすごかったぞ!』と。ぜひ先生の手から、次世代の造船マン・造船ガールを育てていただきたい」 未来を担う子どもたちに、造船業の魅力が伝わることを期待しています。 小学校の校長「実際に現場で船ができるところや、船に関わる仕事をしている方の生の話を聞くことが一番大事」 小学校の先生「子どもたちに『こういう仕事もある』『いろんなことを知ってほしい見てほしい体験してほしい』というふうに伝えたい」
熊本放送