未来の大谷翔平 石川に現る!? 投手と捕手の「二刀流」で目指すは“野球の世界一” Uー12侍ジャパンに選出の小学生
北陸放送
23日から愛媛県で行われる12歳以下の野球のアジア大会に、石川県白山市の小学生が日本代表として出場。侍ジャパンの一員としてマウンドに上がります。高い身体能力と度胸を武器に、目指すは優勝です! 【写真を見る】投手と捕手の「二刀流」 日本代表の小学生 西谷内駿希くん 16日、小松市で行われた学童野球の大会、力みのないフォームでしっかりと腕を振り抜き、ストライクを連発します。 侍ジャパンのメンバーに選ばれた松任若体(まっとうわかたい)スーパースターズのエース、小学6年生の西谷内駿希(にしやち・としき)くんです。 全国280人の応募の中からトライアウトを通過し、15人の限られた代表枠をつかみ取りました。 西谷内駿希くん「アジア大会で優勝できるように、少しでもチームに貢献できるように頑張ります」 ■大人と並んでも一緒 小学生ながら体格は「がっちり」 特筆すべきは、169センチ60キロと、小学生ながら白山市の田村敏和市長と並んでも遜色ないその体格です。 もちろん運動神経は抜群です。50メートル走は7秒26の快足、そして小学生ながら最速120キロの速球でバッターを圧倒します。どれほどの球なのか、バッテリーを組むキャッチャーの水田悠真(みずた・はるま)くんに話を聞くと… 松任若体スーパースターズ・水田悠真キャプテン「受けていたらとても手が痛くて石が飛んでくる感じ。刺さってくるような感じがします」 取り損ねると、指を痛めてしまうほどの威力だといいます。しかし、当の本人が今一番楽しく感じているのはピッチングではないそうで… 西谷内駿希くん「今はキャッチャーのキャッチングが楽しい。(ピッチャーよりキャッチャー?)はい」 実は西谷内くん、ピッチャーだけではなくキャッチャーも兼ねていて、日本代表でも「二刀流」での活躍が期待されています。 ■野球にのめり込むまじめな性格 ハマっているのは「元素記号」 小学3年生の時に野球を始めましたが、1人1人がプレーで輝いているところに魅力を感じ、夢中でのめりこんでいきました。
松任若体スーパースターズ・土肥健児監督「1つ1つのトレーニング、プレーに一生懸命。他のチームのメンバーも一生懸命だけど、一番やったんじゃないですかね」 監督も太鼓判を押す真面目な性格は、野球以外のところでも発揮されています。 西谷内駿希くん「独学が好きで、1人で学んだり。最近は元素記号が面白くなってきました」 アジアナンバーワンを目指し挑む大会、初戦は中国との対戦です。 西谷内駿希くん「バッティングをもうちょい確実にヒットになるように意識している。特にランナーがいるときは絶対返すぞという気持ち。将来は大谷選手みたいになりたい」
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