【大学選手権】九産大、プロ注目遊撃手がスタメン外れるアクシデントも…タイブレーク勝ちで8強 次は早大戦!
◆第73回全日本大学野球選手権大会 ▽2回戦 九産大5―4仙台大=延長11回タイブレーク=(10日・東京ドーム) 【トーナメント表】今秋のドラフト注目選手も出場 九産大(福岡六大学)は延長11回タイブレークの末、仙台大(仙台六大学)に勝利し、準々決勝に進出した。13日には4強入りを懸けて早大(東京六大学)と激突する。 九産大はプロ注目ショート・浦田俊輔(4年=海星)がスタメンを外れた。10日の福岡大との1回戦では5打数3安打1盗塁の活躍を見せていたが、この日はベンチスタート。延長10回1死一、二塁で代打起用されたが、二ゴロで二塁封殺。一塁の代走を出された。 試合後、大久保哲也監督は「左ふくらはぎ横の張り」と説明。大会直前にウェートトレを行う際、器具を落として打撲したという。 指揮官は「初戦で張り切りすぎ、張りが出ている。100%走れない状況なので、(先発は)ちょっとやめておこうと」と現状を語った。 そんな危機にもナインは一丸で、接戦を制した。次戦はV候補の一角・早大戦。大久保監督は「何とか食らいついて、ロースコアにならないと勝機はない」と投手陣の奮起に期待していた。(加藤 弘士)
報知新聞社