高齢者世帯に“火災警報器”を無料設置:9日から「秋の火災予防運動」【新潟・五泉市】
秋の全国火災予防運動が9日から始まるのを前に、五泉市の建築組合が「住宅用火災警報器」を無料で設置するキャンペーンを実施しました。 【動画】高齢者世帯に“火災警報器”を無料設置:9日から「秋の火災予防運動」【新潟・五泉市】 五泉市建築組合が消防と共催で実施するキャンペーンは、今年で2回目。2011年6月に設置が義務化された「住宅用火災警報器」の普及を目的としています。 ■五泉市建築組合 番場靖明組合長 「これを続けていく事によって、市民の皆さんの防災意識が高まる事が重要だと思っている。」 今年は、市内の高齢者世帯から338件の応募があり、抽選で選ばれた100世帯に無料で警報器を設置します。出発式のあと、組合員が手分けをして取付け作業に当たりました。 ■自宅に警報器を設置 入澤正幸さん 「安心の一つだね。これからね。今日の晩から。」 住宅用火災警報器の設置率は、全国で84.5%。五泉市は92%と上回っていますが、五泉市消防本部はさらに設置率を上げていきたいと話します。 ■五泉市消防署 渡辺伸也署長 「火災の早期発見につながる。早期発見につながるという事は、命を救うということにつながるので、ぜひ設置をしていただきたい。」