イラン外相、トランプ氏殺害計画への関与否定 信頼構築呼びかけ
[ドバイ 9日 ロイター] - イランのアラグチ外相は9日、トランプ次期米大統領を大統領選中に暗殺する計画にイランが関与したとの米国側の主張を否定し、両国間の信頼構築を呼びかけた。 「新たなシナリオがでっち上げられている。殺人犯が現実に存在しないため、脚本家が三流コメディを作るために起用された」とXに投稿した。 米司法省は8日、イラン革命防衛隊がトランプ氏の暗殺を指示したと発表。容疑者を訴追した。 アラグチ氏は「米国民は決断を下した。米国民が大統領を選ぶ権利をイランは尊重する」としたほか、「イランは核兵器を求めていない」と言明した。信頼構築は両国ともが行うべきことで「一方通行ではない」とした。