KADOKAWA、AIがオススメの本を診断する「AI書店員ダ・ヴィンチさん」を全国5書店に展開
株式会社KADOKAWAは4月26日、生成AI技術を用いた体験型コンテンツ「AI書店員ダ・ヴィンチさん」を、期間限定で全国5カ所書店へ展開することを発表した。 【画像】リコメンド結果画面イメージ 「AI書店員ダ・ヴィンチさん」の質問に答えていくと、同社のイチオシ書籍の中から、体験者に合った3冊を自動で診断してくれる体験型コンテンツ。回答に応じて「なぜこの本がおすすめなのか」といったコメントもその場で生成されるため、よりパーソナライズされた納得感のあるリコメンドになるという。 購買履歴に基づく従来のリコメンド方法とは異なり、体験者の「今の感情・興味」に基づいた提案を行い、書籍のジャンルや著者、テーマに縛られない「新しい本との出会い」を提供するとしている。 4月27日・28日には、幕張メッセで開催されるイベント「ニコニコ超会議2024」に同社が出展する“未来の書店”「超ダ・ヴィンチストア」において展示される。 また、期間限定で、全国の書店に展開する。期間は4月27日~5月26日(店舗によって期間が異なる場合がある)。対象店舗は以下の5カ所。 ・蔦屋書店 イオンタウン仙台泉大沢店(宮城県) ・丸善 日本橋店(東京都) ・有隣堂 横浜駅西口店(神奈川県) ・大垣書店 イオンモールKYOTO店(京都府) ・紀伊國屋書店 天王寺ミオ店(大阪府)※4月30日から開始予定
INTERNET Watch,的場 奏瑛
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