賭博と情報漏えいで停職6カ月 29歳の神奈川県職員
神奈川県は26日、オンラインカジノで賭博をしたり、借金をするため職務上知り得た個人情報を貸金業者に漏えいしたりしたなどとして、環境農政局の男性職員(29)を停職6カ月の懲戒処分にした。 県によると、20~23年、自身のスマホから海外のサイトにアクセスして賭博したほか、費用調達のため複数の無登録貸金業者から融資を受ける際、同僚や外部の民間人ら計11人の氏名と電話番号を無断で提供。自身の銀行口座情報も別の貸金業者に提供し、少なくとも2件の投資詐欺事件に悪用された。 職場に借金返済の催促電話が頻繁にかかるようになり発覚。「ネットの広告を見て軽い気持ちで始めた」と話しているという。