「睡眠不足ニッポン」を救ってくれる"快眠"関連の7銘柄
経済協力開発機構(OECD)の調査(2021年版)では、日本人の平均睡眠時間は7時間22分と、33カ国中最低だった。 睡眠不足は肥満や抑うつ、脳や心臓の血管疾病の原因とされる。睡眠薬服用が必須な不眠症に至らないまでも、症状の改善を望む人は多い。快眠関連銘柄に注目した。 まず、記録的にヒットしているヤクルト本社(2267)。同社の「ヤクルト1000」に含まれる乳酸菌にはストレス緩和や睡眠の質を向上させる機能が報告されている。 森永乳業(2264)の機能性表示食品「睡眠改善」は、起床時の疲労感を軽減する睡眠サポートドリンクだ。味の素(2802)の睡眠サプリ「グリナ」、アサヒグループホールディングス(2502)傘下カルピスの睡眠の質改善サプリにも注目したい。 帝人(3401)はCPAP(睡眠時無呼吸症候群)の検査・治療装置を手がけ、子会社で専用デバイスを寝具下に設置し睡眠の質を評価するサービスも開始した。 フクダ電子(6960)は脳波や呼吸などから睡眠状態を判定する評価装置を販売。パラマウントベッドホールディングス(7817)は睡眠に応じてベッドの角度が変化する商品を展開している。 ※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。
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