「進化したPSYCHIC FEVERを、世界に」アジアから北米に飛び立つPSYCHIC FEVERが目指す景色
熱いままにファイナルを迎えたアジアツアー
ーーファイナルを終えられたばかりの『PSYCHIC FEVER ASIA TOUR 2024 "HEAT"』についても聞かせてください。もっとも印象的だったライブや、思い出に残っているエピソードは? 志 もう、すべてのライブが思い出深いんですけど……。 廉 だよね。でも強いて言うなら? 志 もちろん全員が同じ思いだと思うんですけど、すべてのライブにおいての僕の目標は「自分のパフォーマンス・熱量を更新する」だったんです。どの曲に対しても向上心を持って臨めたライブばかりだったので、最初から最後まで楽しくて、毎公演終わったら燃え尽きるくらいにパフォーマンスしていました。 龍臣 僕は、ツアー初日の仙台公演です。やっぱり初日は独特の新鮮さがありました。椋雅くんがDJをしてるときや、廉くんがビートボックスをしてるとき、ほかのメンバーもステージ袖から見てたんですよ。お客さんと熱いコミュニケーションを取れたのはもちろん、僕たち自身も楽しめたライブだったので、印象に残ってます。 ーーお客さんの盛り上がりも、肌で感じられたんですね。 龍臣 去年、単独ツアーをやらせていただいたときに「もっとファンの方と盛り上がれる曲がほしい」「一緒にタオルを振れる曲があったらいいよね」ってメンバー間で話をして。それからより一層、ファンの方とも一体になれるパフォーマンスができるようになったと感じてます。距離が近くなったような。 廉 僕はバンコクかなあ。 龍臣 ああ~! バンコクも良かったね! 廉 全公演でビートボックスと、それに加えてLoop Stationっていう機械を使ったパフォーマンスもさせてもらったんです。録った音をループさせて音楽をつくるものなんですが、タイの有名なラッパー・MILLIさんの『Mirror Mirror』をカバーさせてもらいました。お客さんみんなが一緒に歌ってくれて、感動しましたね。 この曲は、タイの方なら全員が知っているくらい有名なので、一緒に盛り上がれてすごく嬉しかった! アットホームに受け入れてくださっているのを感じたし、僕たちも全力のパフォーマンスで応えられたのかな、と思います。 JIMMY 僕は、地元でもある名古屋での公演が思い出深いです。FANTASTICSの堀夏喜くんとも出身が一緒で、サプライズ出演してくれたんですよ。僕たち、ドッキリを仕掛けるのも仕掛けられるのも初めてで、どっちもグダグダしちゃって(笑)。 椋雅 一応、僕が仕掛け人だったんですけど、ぜんぜん仕掛けられてなくて(笑)。 JIMMY 流れをコントロールできてなくて、なんかめちゃくちゃになっちゃったよね。僕自身、PSYCHIC FEVERとして地元に帰ってこられた凱旋公演でもあるし、ハプニングも含めて忘れられない、スペシャルな公演になりました。 ーードッキリって、仕掛ける側のほうが緊張しそうですもんね。 JIMMY 一応リハーサルはしてたらしいんですけど、なっちゃん(堀夏喜の愛称)が出てくるタイミングで剣くんがずっと立ってて、なっちゃんが出てきたこと自体にも気づいてなくて(笑)。 剣 なんか様子がおかしいな、と思って横を見たらいつの間にかなっちゃんがいて、びっくりしたわ~。 JIMMY 後ろから申し訳なさそうな顔で出てきたなっちゃんの顔が忘れられないです。あとから「楽しかったね~」って言ってくれたので、無事平和に終わったんですけどね!