【漫画】鍵の不具合が原因で「自転車」盗まれた 反省した夫が立てた“盗難対策”が参考になる<作者インタビュー>
自転車の盗難にあった際の対応と今後の対策について描いた漫画「通勤用の自転車が盗まれた話」(前・中・後編)が、Instagramで合計300以上のいいねを集めて話題となっています。 【漫画】本編を読む 自転車のチェーンロックの調子が悪いことに気付いていたものの、「田舎だから大丈夫」と油断して、そのままにしていた夫。すると後日、自転車が駐輪場から盗まれてしまっていました。妻に怒られて反省した夫は、今後自転車が盗まれないように対策を立てることにして…。読者からは、「昔から、私もよく盗まれます」「便利なアプリがあるんですね!」「対策の共有ありがとうございます」などの声が上がっています。
「自分の自転車は盗まれない」と油断しないで
この漫画を描いたのは、イラストレーターの「スノマナ」さんです。Instagramやブログ「デフファミリー 育児漫画」などで漫画を発表しています。スノマナさんに、作品についてのお話を聞きました。 Q.今回、漫画「通勤用の自転車が盗まれた話」を描いたきっかけを教えてください。 スノマナさん「『他の人には被害に遭ってほしくない』『夫の経験が少しでも役に立つなら』と思ったことがきっかけです。まさか、自分の人生で盗難に遭うことは予想していなかったので、とても驚きました。また、初めて自転車盗難の対応をする中で、近年その被害が増えていることも知りました」 Q.加入していた火災保険の中に、自転車盗難の際にも下りる保険があったとのことですが、最終的にどのくらいの保険が下りたのですか。 スノマナさん「修理費が100%下りました。1万4000円です」 Q.旦那さまが考えた、「今後、自転車を盗まれないようにする対策」の効果はありましたか。 スノマナさん「自転車の場所が分かるアプリは便利だな、と感じています。対策を始めてまだ2カ月なので、効果があるかは試し中ですが、わざわざ目視で自転車を確認しにいかなくても良くなったので安心です」 Q.自転車の盗難が増えているとのことですが、被害に遭わないために気を付けたいポイントについて、ご自身の経験からのアドバイスをお願いします。 スノマナさん「漫画に描いた通り、チェーンロックが壊れたらすぐ新しいものに買い替えましょう。盗難のリスクを防げると思います。また、当たり前のことですが、『自分の自転車は盗まれないから大丈夫』と油断しないようにしましょう」 Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。 スノマナさん「約5年前の2019年からです。最初は、耳が聞こえない私たち夫婦についての漫画を描き始めました。やがて子どもが生まれ、『聞こえない夫婦、聞こえないわが子、いわゆるデフファミリーに関する育児漫画』を描くようになりました」 Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことを教えてください。 スノマナさん「デフファミリーに関する日常漫画だけではなく、私が経験したことや感じたことに関する漫画も積極的に描いていきたいと思っています。皆さんが共感して、楽しんでいただけたらうれしいです」 Q.漫画「通勤用の自転車が盗まれた話」について、どのような意見が寄せられていますか。 スノマナさん「『参考になった』『勉強になった』というコメントを頂きました。皆さんも意外と過去に、自転車盗難の被害に遭われているのだなと感じました」
オトナンサー編集部