国際クラス開設へ来年度は外国籍の児童受け入れ 熊大附属小学校が説明会
熊本朝日放送
TSMCの進出などで、国際化への対応が迫られる中、熊本大学教育学部附属小学校は、教育ニーズに応えるため2026年度に国際クラスを新設します。 各学年30人ほどの児童を受け入れる予定で、国語と道徳以外すべての授業を英語で行います。 塩村勝典校長 「2026年度から、国立大学附属学校では初めての国際クラスを本校に開設することになっています」 来年度は、その移行段階として1年生1クラスに外国籍を持つ児童を受け入れます。 7日は入学者募集説明会が開かれ、来年度の入学を希望する子どもの保護者ら20人が出席し、授業の内容や入試の日程などについて説明を受けました。 来年度は最大5人の児童を受け入れる予定で、授業では音楽と体育の2科目を英語で行い、クラスには日本人と外国人2人の教師が配置されます。 保護者 「今の英語のレベルを維持しながら、公立の教科書に基づいた勉強ができるなら、子どもの将来のためになるかなと思って」 なお、国際クラスの設置に伴い、敷地内で新校舎の建設が進んでいて2026年1月に完成予定です。