バドミントン“シダマツ”が初の夢舞台へ 志田千陽「シダマツらしく」松山奈未「目標は金メダル」パリ五輪代表発表
日本バドミントン協会は21日、都内で会見し、今夏のパリ五輪日本代表内定12選手を発表した。 昨年5月から今年4月までの約1年間をかけて行われたパリ五輪選考レース。女子ダブルスで日本勢トップのランク4位で駆け抜けたエース“シダマツ”こと志田千陽、松山奈未組(再春館製薬所)は初の五輪に挑む。志田は「会見で(カメラの)フラッシュをたくさん浴びたり、たくさんの方に集まっていただいて、改めて五輪の舞台に立てるんだな、と実感がわいてきました。シダマツらしく楽しんでプレーしたいです」と意気込みを語った。 21年東京五輪後に台頭し、22年には伝統のある全英オープン初制覇。主に後衛の志田と前衛の松山がくるくると激しく入れ替わるスピーディーな攻撃で相手を攻め立てる。松山は「スピード感のあるプレーを見て頂けたらうれしいです」。今夏のパリでは、16年リオデジャネイロ五輪の“タカマツ”こと高橋礼華、松友美佐紀組以来の同種目制覇を目指す。「目標は金メダル。五輪は独特な緊張感もあると思うけど、2人で楽しみたいです」と松山は決意を言葉に込めた。
報知新聞社