水原一平被告 LAでウーバーイーツ始めました!米電子メディア報じる 時給20ドル…26億円返済には400年
ドジャース・大谷の口座から約1700万ドル(約26億4400万円)を盗んだとする銀行詐欺などの罪を認めている元通訳の水原一平被告(39)が食事宅配サービスの「ウーバーイーツ」配達員に“転身”したことが6日(日本時間7日)、現地報道で明らかになった。「ニューヨーク・ポスト」電子版は「不正スキャンダル後にウーバーイーツを配達」と題して、記事とともに7枚の写真を掲載した。 4日(同5日)に米カリフォルニア州サンタアナの連邦地裁に出廷した水原被告はすでに司法取引に応じており、有罪を認めたばかり。同紙によると、写真は同日以降に撮影されたものだといい、眼鏡をかけ、黒の帽子をかぶり、ベージュのパーカ、黒の短パンに、現地のベトナム料理店の店名「TAY HO」の文字が入った赤いバッグを手にした同被告の姿を公開した。「本紙が独占入手した写真にあるように、彼は最近ロサンゼルス地域でウーバーイーツの配達をしているところを目撃されている」。その他にも、トイレットペーパーを購入したり、路上でたばこを吸う写真も見られた。 現地の求人データなどではウーバーイーツ配達員の時給は16~20ドル(約2500~3100円)ほど。地域やスキルの差で前後するようだが、手数料はほとんどがウーバーイーツに入るため、利用客から直接支払われるチップが頼りになるという。ちなみに時給20ドルのみの収入で週5日、1日8時間働いたとすると、26億円返すのに約400年かかる。 水原被告への判決は10月25日(同26日)に言い渡される見込み。大谷は弁護士を通じ「この事件に終止符を打ち、前に進む時が来たと思っています」などと声明を発表しているが、元相棒も再出発を図っていた。
報知新聞社