小田和正 史上最年長ツアー再び!77歳7カ月の来年5月スタート 13カ所28公演「みんなで自己ベスト!!」
シンガー・ソングライターの小田和正(77)が来年5月から、13カ所28公演を巡る全国ツアー「KAZUMASA ODA TOUR2025 みんなで自己ベスト!!」を開催することが26日、分かった。2年前に自身が75歳で開催した史上最年長全国ツアーの記録を自ら更新。また、9月20日に喜寿を迎えた小田にとっては、77歳7カ月という“スリーセブン”からスタートする、めでたさ満点のツアーとなる。 77歳7カ月という縁起の良い“7並び”で、自身が誇る史上最年長ツアーの大記録を塗り替える。5月1日の静岡・エコパアリーナを皮切りに、10月1日に横浜アリーナで迎えるファイナルまでに計31万人を動員する大型ツアー。タイトル「-みんなで自己ベスト!!」には、長年支え続けてくれたファンとともに「自己ベスト」の偉業を乗り越えていくという決意を示した。 1969年にオフコースを結成以来、50年以上にわたって第一線を走り続けてきた。歌手としての鍛錬をきょうまで重ね続けてきたからこそたどり着いた金字塔。コロナ禍の影響を受けて、昨年に迎えた前回ツアーのファイナルでは「みんなの歌声がしっかり聞こえました。コロナがどうのこうのとか、くれぐれも体に気をつけて元気でいてください」と、ファンとの再会を強く誓った。その約束を果たすために再び全国を飛び回る。 27日には、17年ぶりとなるベストアルバム「自己ベスト-3」をリリースする。2002年に54歳で発売した「自己ベスト」、07年に還暦を迎えて発表した前作「自己ベスト-2」から17年の時を経た同作に全身全霊を込めた。 小田は「このアルバムを出そうと思ったのは、残しておきたい楽曲が、まだまだあったから」と説明。「もちろんベストとなると、『この曲は入れておきましょう』みたいな意見もあるわけで、そこに従いつつも、自分としては、こういう機会に入れておかないと“埋もれてしまうような曲”たちにこだわって」と、アーティストとしての集大成を詰め込んだ。喜寿を迎えてもなお、ますます盛んな小田は、まだまだ走り続ける。