【密着】10人きょうだいの大家族・岸さん一家 夫妻に思わぬ事態⁉六男は新たな旅立ち
英治さんが家に戻ると…。 ■六男 一心さん 「(信子さんとは)窓越しに、ベランダ越しにしゃべっただけ?母ちゃんがさっきLINEしてきて、私ロミオとジュリエットみたい!って言ってたよ。大はしゃぎしてる」
一緒に暮らす、六男の一心さん。実は、10日後に留学でアメリカに出発します。 1999年に10人きょうだいの9番目に生まれた一心さん。たくさんの愛情を受けて育ちました。16歳の時には熊本地震を経験。家族と協力して困難を乗り越えました。親と離れる日が近づいて感じることは?
■六男 一心さん 「ふと思ったんですよ。お父さんとあんまりしゃべってないって」 ■英治さん 「父親で口うるさくなくていいだろ!何もしゃべらんで黙ってて、何も文句言わないし、一生懸命働くしかなかったけど、それでどうこうというより、家が一番居心地がよかったからだと思うよ・それは信ちゃん(信子さん)のおかげよ。家に帰って嫌な子どもや嫌な奥さんがいれば、何もする気がなくなると思うけど、そういうわけじゃないから…なんかこんな話するのもないね」 息子と父親。言葉にしなくても、思いは伝わっています。
入院すること2週間。信子さん、後遺症も残らず無事に退院できました。 ■信子さん 「ただいまー」 ■英治さん 「一生懸命片づけていますけど」 ■信子さん 「ありがとうございます!十分です!」 帰省中に偶然、入退院を見届けることになった二男の天童さん。 ■二男 天童さん 「また退院できてよかったねってニコニコ話してたけど、親父の顔面もはれてるし、2人とも老化も進んでるから健康に気をつけなさいよと説教しながら帰ったところでした。まあまあ、一段落ついてよかったんじゃないですか」 ■信子さん 「早めに受診したのは良かったって病院でも言われたので、良かったかな。またお母さんを頑張ります」
退院から1週間。一心さんがアメリカに出発する日がやってきました。福岡空港から旅立ちます。 ■六男 一心さん 「不安と緊張で心が満たされている感じですね。大人になりましたんでちょっとだけ。そのおかげでまだ涙こらえている状態ですね、何とか」