幕張海浜公園Bブロック イベント広場やカフェ整備へ 千葉市
千葉市は、市が管理する美浜区の県立幕張海浜公園Bブロックのにぎわい創出のため、イベントが開催できる広場のほか、カフェや物販店が入る二つの建物を設置するなどして再整備する。2026年1月ごろに着工、27年夏ごろの供用開始を目指す。 市によると、事業者には不動産大手の三井不動産(東京)など3社がつくるグループが選定された。再整備の対象は同ブロック約10・3ヘクタールのうち、約3・0ヘクタール。 計画では、円形広場を中心に、バーベキューやステージイベントといった活動ができる三つのエリアを整備する。 最寄りのJR海浜幕張駅では来年春に新改札口が開業予定で、駅から人の流れを呼び込む狙いもある。周辺住民からの要望に応え、照明を設置して木を間伐することで夜間も安心して通行できるようにする。 同じく市が管理する隣接のAブロックは、バスケットボール男子Bリーグ2部のアルティーリ千葉の新アリーナ建設候補地となっている。10月に土地の調査が始まっている。