高齢者助けた7人に岡山県わかば賞 灘崎小、下校中に転ぶのを目撃
路上で転倒した高齢女性を助けたとして、灘崎小(岡山市南区片岡)の5年生7人に11日、青少年の善行をたたえる「県わかば賞」が贈られた。 7人は大野紗歩さん、妹尾奈々さん、山田百華さん、山本悠乃さん=いずれも10歳、小田彩加さん、黒田萌彩さん、信木心華さん=いずれも11歳。 10月下旬の下校中、自転車に乗ろうとした高齢女性が転ぶのを路上で目撃した。膝を打ち苦しんでいたため、体を起こすのを手伝い安全な場所に避難。通りがかった見守りボランティアの男性にお願いし、車で自宅まで送り届けてもらった。 同小であった伝達式で、県青少年相談員の高橋順子さん(75)から賞状と盾が贈られ、7人は「とっさに体が動いた。同じことがあれば迷わず助けたい」などと話した。