暗号資産「冬の時代」に生まれたスタートアップは存続率が高い:レポート
予想と現実
暗号資産関連のゲームサブセクターが好例だ。 2022年、この分野では、暗号資産を用いたビデオゲームが儲かると賭けたベンチャー企業たちから7億ドル(約1020億円)の調達が行われている。 しかし、その儲かる結末はまだ到来していない。暗号資産ゲームにおける一大アイデアたるNFTとメタバースは、2022年にメディアや投資家の注目を集めたにもかかわらず、2024年にはほとんど過去のものとなっている。 「その年のホットなトレンドが何であれ、1~2年後に人々が話題にしたり興奮したりするものではない可能性が高い」とザイコ氏は述べた。 一方、今年の2大トレンドである人工知能(AI)と分散型物理インフラネットワーク(DePIN)に関して、2022年時点で大きな金額の動きはほとんど見られなかった。今後の2年間で、2024年に打ち出された仮説が2022年のものよりも持続するかどうか、市場で明らかになるだろう。 |翻訳・編集:T.Minamoto|画像:Shutterstock|原文:Crypto Winter-Era Seed Startups Mostly Persist Despite Tumult and Crisis
CoinDesk Japan 編集部