伊勢を走る連接バス「神都ライナー」のラッピングが変わってなかったってマジ?
■エルガデュオのために規制緩和?
筆者は神都ライナーを見送って、次の神都ライナーに乗車した。20分後なので待っているとすぐにやってくる。その間には伊勢・二見・鳥羽を巡回する周遊バス「CANばす」やVISONへ向かう特急バスも見ることができた。 またお土産屋に渡る横断歩道には「20t超」という標識が掲げられていた。これはこの先の交差点の両側20tを超えている自動車が通れる「総重量限度緩和指定道路」という標識である。道路では、車両制限令というもので道路を利用できる車両の重量の最高限度が定められていて、一般的な道路だと20tとなっている。 平成5年に物流上重要な路線について道路・橋梁が補強されているものについて総重量20tを超える車両が自由に走行できるようになった。この標識がいつのタイミングで設置されたのかは分からないが、この神都ライナーは前面に「20t超」のシールが貼られているので、運行に合わせて指定されたのかもしれない。
■112人乗りに2人の貸切状態!
次の神都ライナーが到着したので乗車した。まだ9時過ぎということもあって、内宮から外宮方面へ戻る人はほとんどいない。よって乗車したのは筆者ともう1人であった。公式サイトによれば定員は座席が38人+立席74人の112人のところ、2人だと広いというか閑散とした感じだ。 発車時刻になりバスが静かに走り出すと、一旦内宮の鳥居の前をぐるっと転回してから外宮方面へと向かっていく。伊勢市駅前へは約20分で到着した。ここからは多くの乗客が待っていて、折り返し(というよりも循環で)内宮前方面へ向かっていった。
■伊勢観光では狙ってみて!
いずれも乗車券以外に料金等は不要なので、行きたい目的地が表示されていれば乗車していい。また特急「神都ライナー」は9時~16時台まで平日は毎時1本、土休日は毎時2本が運行されている。 時刻はパターンダイヤなので、エルガデュオを狙って乗車するのもアリだ。歩いて散策には少々暑くなる季節になるので、路線バスを利用して快適にお伊勢さんを楽しんでいただきたい。