ペットがカフェで「おやつ代稼ぎ」、中国で新トレンドに
「甘えん坊で、のどを鳴らすのが得意!」
一方で、OKほど就職運に恵まれないペットもいる。 北京の小学校で教師をしているシン・シンさん(33)は、2匹の猫と1匹の柴犬を飼っている。 シンさんは2歳のタキシード猫にカフェでの仕事が見つかることを願い、先月8日に小紅書に履歴書を投稿したが、仕事はまだ決まっていない。 「甘えん坊で、のどを鳴らすのが得意!」「報酬として期待しているのは、キャットフードやおやつだけ」と投稿した。 「カフェのオーナーから連絡が来るかと思っていたが、今のところ自分から率先して履歴書を送らないといけないようだ」とシンさんは嘆いた。 シンさんの猫は、日中は寝て過ごすが、夜は活動的になりシンさんと夫の睡眠を妨げるため、「働くことで仕事の苦労を味わってもらい、自分で餌を稼いでもらいたい」という。 シンさんによると、2匹の猫の餌代は毎月およそ500元。 中国初の猫カフェは2011年に同国南部の広州市にオープンした。中国の政府系金融紙、CBNデータによると、それ以降、同様の施設数は毎年200%増加している。23年の時点で、中国には4000を超える猫カフェ関連の企業がある。