「こどもホスピス」に理解を 福井県内にも拠点施設の開設目指しシンポジウム
福井テレビ
重い病気と闘う子供やその家族を支える施設「こどもホスピス」についての理解を深めるシンポジウムが16日、福井市内で開かれました。 シンポジウムは、国内でもまだ数少ない「こどもホスピス」の福井県内での開設を目指すNPO法人「ふくいこどもホスピス」が、2024年4月に法人化されたことを記念して開かれました。 横浜でこどもホスピスを運営しているNPO法人の田川尚登代表が講演。田川さん自身も6歳になる娘を看取った経験から「限りある命でも深く生きることができる。だからこそ、豊かに生きることが重要だ」と述べ、こどもホスピスが果たす役割は大きいと話しました。 「ふくいこどもホスピス」では闘病中の子どもたちに遊びの場を提供したり、家族の交流会を開いたりしながら将来的に拠点施設の開設も目指しています。
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