【PANCRASE】20試合中17試合がフィニュシュ決着、ネオブラ1回戦は宮城成歩滝がベストKO、本戦で小原とうやがベスト一本勝ち
2024年2月25日(日)東京・品川インターシティホールにて『PANCRASE BLOOD.2』が開催された。 【写真】ベストKO賞の宮城成歩滝の打撃 「第30回ネオブラッドトーナメント」各階級一回戦のほか、メインイベントでは、2020年ネオブラミドル級優勝の荒井勇二(暁道場)が、2023年マーシャルワールド杯 Aクラスルールトーナメント同級優勝の平田旭(move)と対戦。 この試合まで内藤由良、ロッキー川村2、佐藤龍汰朗相手に3連敗中だった荒井だが、2Rにアメリカーナを極めて3年5カ月ぶりの白星を掴んでいる。 また、ネオブラは1回戦ということもあり、本戦含め判定決着は3試合のみ。ほか17試合がフィニュシュ決着の大会となった。 ▼メインイベント ミドル級 5分3R 〇荒井勇二(暁道場) [2R 2分54秒 アメリカーナ] ×平田 旭(move) 1Rともにオーソドックス構え。遠間からダブルレッグの荒井は金網までドライブ。平田を引き抜いてテイクダウン。サイドを奪うと右で脇差し。しかし下の平田は荒井を前方に送り出して立ち上がり。そこにがぶりからギロチンチョークを狙う荒井。3者10-9で荒井のラウンド。 2R、中央を取る平田。荒井はその打ち終わりに組んで押し込み。いったん引っこ抜いてテイクダウン。ハーフからパウンド。鉄槌。さらに上からアメリカーナを極めた。 試合後、荒井は「暁道場の皆さんの練習のおかげです。これからも暁道場からいい選手が出てきます。注目してきださい」と語った。 ▼コ・メイン バンタム級 5分3R 〇小原とうや(パラエストラ柏) [1R 0分36秒 ギロチンチョーク] 上野惇平(ハイブリッドレスリング八戸) 4カ月ぶりの再戦。前回は小原が判定勝ちを収めている。 1R、オーソの上野は右の蹴り、サウスポー構えの小原は左をヒット! 後方に倒れた上野にパウンド、起き上がって来た上野の頭を抱え、ケージに押し付ける形でギロチンチョークを極めた。 試合後、小原は「前回と同じ相手、1Rで絶対にフィニュシュしたかったので良かったです。自分の名前を覚えて帰ってください」と語った。 ▼第18試合 フライ級 5分3R 〇大野友哉(パラエストラ千葉) [2R 1分45秒 ツイスター] ×赤崎清志朗(香取道場) 1R、ともにオーソドックス構え。大野がボディロックからスタンドバックについて足をかけて赤崎を引き込み、シングルバックから両足をかけておたつロック。リアネイキドチョークを狙うが、背中に背負って立ち上がる赤崎。赤崎は背後の大野の腿にヒジを突き、金網に寄りかかる。3者10-9で大野のラウンド。 2R、大野のダブルレッグを差し上げる赤崎。その際で大野はバックについて4の字ロック。赤崎の向き直りにツイスターを極めた。 ▼第17試合 フライ級 5分3R 〇氏原魁星(ボンサイ柔術) [1R 1分04秒 リアネイキドチョーク] 西塚丈人(パラエストラ八戸) 1R、33歳差。ともにオーソドックス構え。氏原が右で差して組んで西塚をテイクダウン。下からヒジの西塚も、氏原はフックガードを潰してジャンピングパスガード。背中を向けた西塚のバックを奪い、パームトゥパームでリアネイキドチョークを極めた。 【第30回ネオブラッドトーナメント 一回戦】 ▼第16試合 フェザー級 5分3R 〇石塚将也(DIARIO) [3R 4分37秒 TKO] ※パウンド ×小野瑛大(和術慧舟會AKZA) ▼第15試合 フェザー級 5分3R ○望月貴史(BRAVE GYM) [2R 3分17秒 TKO] ×松藤冬馬(パラエストラ札幌) ▼第14試合 フェザー級 5分3R ○沢木純也(SUBMITMMA) [3R 3分20秒 TKO] ×山田浩平(ハイブリッドレスリング八戸) ▼第13試合 バンタム級 5分3R ○目怒頑丈(T-BLOOD) [判定2-1] ※29-28, 30-27, 28-29 ×中村大信(Battle-Box) ▼第12試合 バンタム級 5分3R 〇荒田大輝(パラエストラ八王子) [2R 1分43秒 腕十字] ×嶺 大基(KRAZY BEE) ▼第11試合 バンタム級 5分3R ○梅原規祥(リバーサルジム武蔵小杉 所プラス) [3R 2分58秒 三角絞め] ×苫 侑我(パラエストラ札幌) ▼第10試合 バンタム級 5分3R 〇白井誠司(和心會) [3R 0分39秒 TKO] ※パウンド ×タカリンダマン(和術慧舟會HEARTS) ▼第9試合 バンタム級 5分3R ○寺本雄輝(パラエストラ西東京) [3R 0分29秒 TKO] ※パウンド ×笹崎健司(マッハ道場) ▼第8試合 バンタム級 5分3R ○宮城成歩滝(ストライプル新百合ヶ丘) [1R 3分15秒 TKO] ※パウンド ×牧瀬武蔵(ボンサイ柔術) ▼第7試合 バンタム級 5分3R ○宮下 将(UNITED GYM TOKYO) [1R 3分45秒 腕十字] ×渡邉泰斗(サツキジム横浜) ▼第6試合 フライ級 5分3R ○AXEL RYOTA(ロータス世田谷) [判定2-1] ※29-28×2, 28-29 ▼第5試合 フライ級 5分3R 〇山崎蒼空(マッハ道場) [3R 4分25秒 リアネイキドチョーク] ×佐々木瞬真(パラエストラ千葉) ▼第4試合 フライ級 5分3R ○名久井悠成(ANSWER FIGHT) [判定3-0] ※29-28×2, 30-27 ×鳴海秀哉(トイカツ道場/SZA) ▼第3試合 フライ級 5分3R ○饒平名知靖(K太郎道場) [1R 4分03秒 腕十字] ×細川勇哉(DIARIO) ▼第2試合 フライ級 5分3R ○金澤臣人(リバーサルジム横浜グランドスラム) [1R 4分25秒 三角絞め] ×柴山鷹成(G-face) ▼第1試合 ストロー級 5分3R ○船田侃志(和術慧舟會HEARTS) [1R 4分05秒 TKO] ※パウンド ×日向優希(新潟イエローマンズ)