マハーシャラ・アリ版「ブレイド」、2025年公開を断念
マーベル・スタジオの新作映画「ブレイド(原題)」が2025年11月7日の全米公開を見送ることが分かった。ディズニーは20世紀スタジオの「プレデター:バッドランズ(原題)」を同日に公開する。米Deadlineが報じた。 リブート版「ブレイド」の製作は、2019年のコミコン・インターナショナルで発表された。その後、オスカー俳優のマハーシャラ・アリが主演に起用されたが、新型コロナウイルスによる行動制限や、三度の監督の交代劇、米脚本家組合と俳優組合のダブルストライキなど、度重なる製作の遅延に見舞われていた。 ウェズリー・スナイプスが主演した「ブレイド」3部作は、合計で世界興行収入4億1810万ドルを記録。スナイプスは「デッドプール&ウルヴァリン」にブレイド役でカメオ出演し大きな話題を呼んだ。 新「ブレイド(原題)」に代わって公開日が決定した「プレデター:バッドランズ(原題)」は、ダン・トラクテンバーグ監督が「プレデター ザ・プレイ」に続いてメガホンをとり、エル・ファニングが主演を務める。