「メダルは届かない。個人戦頑張りましょうと思ってた」初老ジャパンが銅メダルの裏話を明かす
パリ五輪で92年ぶりに銅メダルを獲得した馬術日本代表が20日、メダルにまつわる裏話を明かしました。 【画像】金メダルを獲得し、笑顔で手をふる初老ジャパン 日本は障害飛越前に馬の体調不良により、直前で馬を変更しなければならなくなるアクシデントに見舞われ、20点の減点を余儀なくされました。それにより順位を3位から5位へ落としていました。 リザーブの田中利幸選手は「準備はしてたから行けと言われたことにはプレッシャーは特になかった。5位だけどメダルには届く位置でそれがすごいプレッシャーでした」と当時の心境を話します。 すると戸本一真選手は「実は選手交代で減点が100点科されると勘違いしていた」とまさかの告白。「メダルは届かない。あとは大岩さん個人戦頑張りましょうと思っていた。そしたらルール確認してみろって言われて、日本チームのスタッフが調べ直したところ減点20点で、まだいけるぞってなって我々もそうなの?みたいな感じで息を吹き返した」と試合中のエピソードを話します。 「減点100点のままだったら田中選手もそんなにプレッシャーかかんなかったと思うけど、20点になってまだメダル狙える。田中は1本も落とせないみたいになって、100点のままで良かったのにって言ってたよね」と当時を振り返りました。 田中選手も「本音はね。本当に鳥肌も止まんなくてトイレに30分こもってました」と突然のメダル圏内の情報に動揺を隠せなかったといいます。