日本じゃ考えられない韓国の〝先進〟ペット事情 この作品が今、公開されることの意味 映画「DOG DAYS 君といつまでも」
これね、日本じゃ考えられないんですよ。
日本のバッジつけたおっさんたちは、自分が次の選挙でも当選するために裏金作りには必死になりますが、保護動物になんかこれっぽっちも回してくれませんから。
本作でもこんな台詞があるんです。
「ペットは買うのではなく引き取る」と。
まさに今の韓国の流れを象徴するひと言なんです。
ぶっちゃけ、動物保護&愛護でも韓国に抜かされるでしょうね。
韓国はやるって決めたら、良くも悪くもスピードが速いので。
ただ良くも悪くもと言いながらも、だから変われるんですよね。
日本のように「変わる」ことに対して保守的過ぎるのは、わたしは考えものだと思っています。
そんな目線で観てみると、本作もけっこう深いんです。
もしかすると、個人的な働き方改革につながる要素もあるのでは? と、わたしはどこかで思っております。
11月1日公開。 【次回は11月28日掲載です】
坂上忍(さかがみ・しのぶ) 1967年6月1日、東京都生まれ。俳優、タレント、映画監督、演出家などマルチに活躍。3歳から劇団に所属。多くのドラマに出演し〝天才子役〟と呼ばれた。「デマ投稿を許さない」(ABEMA)、「有吉ゼミ」(日本テレビ系)、「坂上&指原のつぶれない店」(TBS系)などレギュラー多数。公式YouTubeチャンネル「坂上家のチャンネル」も随時更新中。現在、千葉県袖ケ浦市内で動物保護ハウス「さかがみ家」を運営している。また三井アウトレットパーク木更津(千葉県木更津市)で「sakagamike café」を展開している。