【赤星憲広】セ・リーグ順位予想 連覇予想の阪神には不安材料も 巨人には“守備”のキーマン
◆4位・中日 投手4.5 打撃3
4位には昨季最下位だった中日を挙げました。投手陣は先発、中継ぎ、抑えと充実している中日。それだけに昨季のチーム打率、本塁打、打点でリーグワーストだった打線が結果を出せるかどうかにかかっています。今季は中田翔選手が加入したことで、細川成也選手や石川昂弥選手に集中するマークを分散できるため、打力アップも期待できると赤星さんは予想しています。
◆5位・DeNA 投手2.5 打撃4.5
5位には昨季3位のDeNAを挙げました。今オフ、エースの今永昇太投手がカブスへ移籍し、10勝を挙げたバウアー投手や中継ぎのエスコバー投手もメジャー復帰をめざし退団。投手力には大きな不安があるといいます。 そんな中、オープン戦ではドラフト1位ルーキー・度会隆輝選手の活躍が目立ちました。打率.434で首位打者、安打数も23で12球団トップに立ちました。度会選手がシーズン通して1番に固定され、多くのチャンスを演出できれば投手力を補えるといいます。
◆6位・広島 投手3.5 打撃3.5
6位は、昨季2位の広島と予想。昨季、打率リーグ2位(.305)だった西川龍馬選手がオリックスへFA移籍し、戦力ダウンとなった広島。その穴を埋めるべく期待されているのが20歳の外野手、田村俊介選手です。 田村選手は高卒2年目の昨季、1軍デビューを飾るとプロ初安打を記録するなど10試合に出場し打率.364をマーク。今春、欧州代表と対戦した侍ジャパンにも選出されました。オープン戦でも14日の日本ハム戦で2打席連続ホームランを放つなど活躍。赤星さんは広島OBの前田智徳さんや金本知憲さんのような潜在能力をもっていると称賛しました。 (3月24日放送の日本テレビ『Going!Sports&News』を再構成)