復興継続支援ＣＤの収録に臨むなみえ創成小・中の児童生徒

　日本アクティブ・フード協会（東京都）が東日本大震災と東京電力福島第１原発事故の被災地で取り組んでいる被災地支援プロジェクト、復興継続支援ＣＤ「絆～忘れない２０２５」の収録が始まった。２３日は福島県浪江町のなみえ創成小・中で行われ、子どもたちが元気な歌声を響かせた。 　２０１６（平成２８）年の３月１１日から毎年節目の日に発売し、今回で１０枚目となる。復興を願い、歌い継がれる曲を中心に構成し、被災地の子どもたちらが参加している。収益は子どもたちを支援する団体らに届ける。 　２３日の収録には児童生徒約７０人が参加。浪江中の卒業生が作詞した「未来の光へ」を、心一つに歌い上げた。 　１１月は二本松市の子どもたちでつくる「福島しあわせ運べるように合唱団」が収録する。阪神大震災に見舞われた神戸市で誕生した「しあわせ運べるように」の福島バージョンを収録する。 　今回のＣＤにはプロジェクトに賛同した米人気歌手シンディ・ローパーさんらが初参加している。歌手のさとう宗幸さん、五輪体操金メダリストの塚原光男さんらも臨んでいる。