【U23日本代表、3月2連戦から見えた最終予選FW陣の陣容とは(2)】細谷真大、藤尾翔太が当確の一方で求められるもの……気になる染野唯月の扱いと「欧州組の招集」
過去の五輪最終予選を見ると、FW枠は4~5枚がベース。ただ、大岩ジャパンの場合、昨年9月のAFC・U-23アジアカップ予選(バーレーン)ではFW登録の選手と細谷真大(柏)と藤尾翔太(町田)の2人しか選んでいない。 ■【画像】「この大雨でこのコンディションは凄すぎる」「こんだけ土砂降りの雨なのに、水たまりひとつない!」と話題の、U23日本代表の試合での「北九州スタのピッチ」■ 指揮官はその分、小田裕太郎(ハーツ)や三戸舜介や斉藤光毅(ともにスパルタ・ロッテルダム)ら2列目をこなせるアタッカーを数多くメンバーに入れ、積極性と推進力のある戦い方を目指した。 そういった前例を踏まえると、今回も当確と言えるのは、今のところ細谷と藤尾だけ。それ以外はみな当落線上という位置づけ。2試合に続けて出場した染野唯月(東京V)、U-23マリ戦に先発した植中朝日(横浜)、U-23ウクライナ戦にスタメン出場した荒木遼太郎(FC東京)の3人は欧州組を招集できるかどうか次第で立場が変わってくるだろう。 仮に欧州組がほぼ難しいとなった場合でも、佐藤恵允(ブレーメン)や平河悠(町田)らサイドを主戦場とするアタッカーを厚くするという判断になれば、誰かが漏れるということになる。特に染野は前線で起点となり、前からの献身的なプレスも見せていたが、2戦続けてノーゴールという結果がインパクト不足と映った可能性も否定できない。今のところ最終予選滑り込みの道は険しそうだ。
■「エゴも出していい」
とはいえ、細谷と藤尾という主軸FWも結果は残していない。特に細谷は1~2月にアジアカップ(カタール)に参戦していた影響もあるのか、柏でもまだ完全にフィットしておらず、得点がない。 3月シリーズ直前の名古屋グランパス戦後には「しっかりチームのために走りながら、足りてないゴールってところに自分自身、しっかり向き合い、結果にこだわっていきたい。そのためにも周囲との距離感を近くして攻撃に厚みをもたらすことが大事。クロスの入り方にもまだ課題があるので、改善していかないといけないですね」と発言。気合を入れて大岩ジャパンの活動で今季初ゴールを狙ったが、2戦続けて結果が出なかった。 「やっぱり全員がゴールに向かうという意識が必要だと思ってますし、エゴも出していい」と本人は自らに言い聞かせるように言っていた。まだそこまで調子が上がっていない様子だ。その細谷を大岩監督が外すとは考えにくいが、細谷の役割を補完できる染野が「必要なピース」と見なされる可能性もある。そのあたりも指揮官の判断次第といったところだ。
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