密かに気になる「ミニドライバー」…そうかっ!中古という手があったか
ドライバーでルール限界(460cc)の大型ヘッドがどうにもニガテ…というゴルファーは実は少なくない。スプーン代わりの選択肢とはいえ、超一流のプロが最近はミニドライバーを入れているとも聞く。ミニドラが実は気になっていたそこのあなたは、結構な悩みを抱えているか、生粋のギアマニア。まずは中古で探してみようじゃないか。 【画像】えっ!トリプルダイヤにXフォージド… 政田夢乃の男前過ぎる14本
ブラッシーにフランケンウッド? ミニなドライバーの歴史
ミニドライバーというネーミングはさておき、1Wよりも小さいクラブの表現としてパーシモン時代から2W(ブラッシー)は存在していた。1990年の「全英オープン」でニック・ファルド(イングランド)がテーラーメイド「ツアーブラッシー」を積極的に使用して優勝。このクラブは1980年代前半に発売されたメタルドライバー「バーナー ツアープリファード」というシリーズのバリエーションだった。
その後、2013年「マスターズ」でフィル・ミケルソンがフランケンウッドと呼ばれる200ccのヘッドサイズ、ロフト角は12から13度程度のクラブが注目された。こちらはプロトタイプだったが、キャロウェイから「X HOT PRO DEEPフェアウェイウッド」(2013年)、「X2 HOT PRO DEEPフェアウェイウッド」という“ミニドライバーっぽいもの”が発売された。その後、テーラーメイドから「SLDR Sミニドライバー」(2014年)「エアロバーナーミニドライバー」(2015年)がリリースされた。
「ミニドライバー」の本格的な流通はいつ?
当時はまだヘッドサイズが220㏄程度だったが、“これぞミニドライバー”というサイズ感になったのは「オリジナルワン ミニドライバー」(2019年)で、サイズは275㏄に。「300ミニドライバー」(2021年)、「BRNR ミニドライバー」(2023年)そして日本未発売だが2024年モデルの「BRNR ミニドライバー」はヘッドサイズ300cc前後。ロッディオの385cc「RODDIO COMPACT ドライバー」(2018年)、キャスコからも360ccの「K2Kミニドライバー」が発売されている。