ごみ開封調査で捨てた人特定も 分別ルール徹底で条例制定へ 2025年3月から適用予定 福島市
テレビユー福島
ルールに違反したごみ捨てが後を絶たないことなどから、福島市はごみの袋を開封して調査し、捨てた人を特定する条例を制定する方針を決めました。 福島市では、ごみの分別ルールが守られなかったり、事業者が家庭用の集積所に捨てたりするケースが相次いでいます。 このため福島市は悪質な違反についてはごみ袋を開封し、住所がわかる書類などから捨てた人を特定することを可能にする条例を定める方針を20日、明らかにしました。 条例案のマニュアルでは分別ルールに違反したごみは回収せずシールを貼り、改善がみられず特に悪質な場合、1週間程度後に市職員の立ち会いのもと開封調査を行うとしています。 条例案では特定した違反者に改善を求め、従わない場合は氏名や事業者名を公表することにしています。福島市は県内でもごみの量が多い自治体で、分別を徹底することで減量につなげる狙いもあるということです。 条例案は12月の福島市議会に提出され、承認されれば2025年3月から適用する予定です。
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