「とても長い上り坂のようでした」“旅立ちの答辞” 新型コロナに能登半島地震に…被災地で卒業式
そしてもう一つ、私達が忘れてはならないのは、能登半島地震を経て気付かされ た。当たり前への感謝です。お風呂に入れること。自分の家のベッドで眠れること。学校に来て、友達とたわいない話で笑い合えること。地震の前まで当たり前だったことも、今はとても嬉しく、生きていることへの感謝が溢れてきます。この先、私達が歩んでいく道には、更なる困難が待ち受けているでしょう。きっと平坦な道ではありません。 だからこそ、私達はここに誓います。どんな困難にも諦めず立ち向かい、前を向いて歩いていくことを。支えてくれる方々への感謝。今生きていることへの感謝を決して忘れず、希望を持って進んでいくこと。 令和6年3月8日卒業生代表小田雄斗
北陸放送