あかつき丁寧に箱詰め 福島県桑折町で献上桃の選果式
福島県が皇室に届ける献上桃の選果式は22日、桑折町のJAふくしま未来桑折支店で行われ、厳選した福島県の主力品種「あかつき」を関係者が丁寧に箱詰めした。 午前中に収穫された特秀品12万個のうち、光センサー選果機で選別された糖度12度以上の600個が並んだ。県や町、JAの代表者らが形や色づき具合を見極めて180個を選び、15個ずつ12箱に詰めた。県が23日、皇室に届ける予定。 桑折町は1994(平成6)年から31年連続で、献上桃の産地に選ばれている。数又清市組合長は「今年のモモは平均糖度が13度で収量も十分にある。献上桃の産地に選ばれたのを励みに、地域の農業のさらなる発展につなげたい」と話した。