退席処分のモウリーニョが皮肉、主審の主張に不満「世界最高の審判員の1人」…相手GKのパフォーマンスに「10秒間で2度もありえないセーブ」
フェネルバフチェのジョゼ・モウリーニョ監督が、古巣でもあるマンチェスター・ユナイテッド戦を振り返り、選手たちのパフォーマンスを称賛した。『TNT Sports』が伝えた。 【動画】モウリーニョ監督も絶賛したオナナのスーパーセーブ2連発 フェネルバフチェは24日、ヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ第3節でホームにユナイテッドを迎えた。 古巣対戦となったモウリーニョ監督だが、試合は前半に先制を許す展開に。それでも後半早々にFWユセフ・エン=ネシリがネットを揺らすと、そのまま試合は終了。1-1で勝ち点1を分け合うこととなった。 この試合、モウリーニョ監督は判定をめぐり主審に抗議したことで退席処分に。スタンドから試合を見守ることとなったが、試合後のインタビューでクレメント・ターピン主審への怒りをぶちまけた。 「この件については話したくない。彼は私に信じられないことを言った。彼はボックス内での行動とタッチライン上での私の行動を同時に見ていたと言った」 「本当に信じられないことだから、彼を祝福したい。試合中の彼の周辺視野は時速100マイルで、片方の目はボックス内の状況に、もう片方の目はベンチと私の行動に注視していた」 「それが彼が私にしてくれた説明だ。だからこそ彼は世界最高の審判員の1人なのだ」 主審の説明を受けて盛大に皮肉ったモウリーニョ監督。試合については、負傷者もいる中でチームのパフォーマンスは満足いくものだったとした。 「彼らは我々に対して1ポイントを獲得した。我々が彼らと対戦したわけではない。我々は素晴らしいプレーをした。選手たちには、トルコリーグで彼らがこのようなプレーをすれば、我々はどのチームも打ち負かすだろうと話していた」 「我々は我々よりレベルの高いチームと対戦した。プレミアリーグはクオリティ、インテンシティ、ペース、全てが優れている。我々の選手たちは素晴らしい試合をした」 「まず、ヨーロッパリーグの出場選手リストから4人が外れ、さらに負傷者も出ている。その中で、センターバックが右サイドバックで、右サイドバックが左サイドバックでプレーして試合を終えた。クレイジーなパズルを解かなければならなかった」 「我々のパフォーマンスは並外れており、選手たちにこれ以上のことは望めなかった。(ユナイテッドは)彼らが得点できるという状態で得点した。ウイングのスピードと中盤の選手の登場は、彼らが我々を苦しめるものだとわかっていた。我々は驚異的なパフォーマンスだったと思う」 スクランブル状態でもユナイテッド相手に勝ち点1を獲得できたフェネルバフチェ。モウリーニョ監督は、ユナイテッドのGKアンドレ・オナナが見せた連続のビッグセーブを敵ながら称えた。 「オナナは2度も信じられないようなセーブをした」 「私のGKはセーブできなかったが、10秒間で2度もありえないセーブを見せた」 「彼は結果に最も決定的な影響を与えた選手だ。20回もセーブしたわけではないが、信じられないようなセーブを2回見せた」
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