20年ぶりの新紙幣 来月の発行に向けて 店舗では券売機やレジの更新に追われる
宮崎放送
来月3日から発行される新しい紙幣。 新しい紙幣が発行されるのは20年ぶりなのですが、店舗などでは券売機やレジの更新に追われています。 宮崎県内の対応を取材しました。 20年ぶりに発行される新しい紙幣。 一万円札には渋沢栄一、5000円札には津田梅子、そして、1000円札には北里柴三郎が描かれています。 新紙幣の発行に伴い、店舗などが対応に追われているのが、券売機やレジの更新。 「道の駅日向」では、13日、自動で釣り銭が出るレジを新紙幣に対応させるため、業者がバージョンアップする作業を行いました。 新紙幣に対応するレジや券売機は全国的に品薄となっていて、県内でも、業者に問い合わせが相次いでいるということです。 (レジなどを扱う「TOWA宮崎」 坂本渉課長) 「現在、部品の供給の問題とかがあるので、自分たちも早めに動いていました。今の段階でメーカーさんに聞くと、4、5か月くらい待つといわれているので、早めにされているところは、早めにされているで、逆によかったのかなと思います」 (道の駅日向 黒木幹夫さん) 「我々としても早めに対応しないといけないのかなと考えていました。来月ですけ、ど安心してお買い物に来ていただきたいですね」 一方で、対応が追いついていないという店舗もあります。 宮崎市にあるチキン南蛮が名物の飲食店。 (下川祥子記者) 「こちらの券売機、現在使われている紙幣や硬貨のみの対応となっています」 現在の券売機では新しい紙幣には対応していないため、店では、客が新紙幣を使用する場合は、店員が両替えをして券売機を使ってもらうことにしています。 (本家おぐらCAFE金なべ32 串間洸哉さん) 「お客様のニーズを考えると、なるべく早めには対応はしていこうと思っております。業者さんによっては間に合わないという場合も多々あると思うので、その場合は両替で、お客様に対して不備なく対応していけたらいいなと思います」
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