「4Aと同じくらい結婚は難しい」羽生結弦氏の誹謗中傷や“報道被害”が原因の電撃離婚に世界が衝撃…中国メディアや五輪公式サイトまでが報道
SNSでは、羽生氏の離婚に関するワードが次々とトレンド入りし、ショックが広がった。 「こんな悲しい離婚発表は初めて」「ショッキングすぎる。一部の過激ファンは推しの幸せをどう思っているのだろう」という声や「離婚した理由が酷すぎる。誹謗中傷やストーカー行為って。これはもう犯罪。それをスピード離婚と書くメディアはクソ」とマスコミを批判する投稿も少なくなかった。 衝撃ニュースは日本国内に留まらず海外にも広がった。 五輪の公式サイトが「五輪フィギュアスケートで2度優勝の羽生が離婚を発表:『これからも前を向いて進んでいきます』」との見出しを取って報じたのだ。 「日本の人気アスリートが最初に発表した2023年8月4日から、彼の結婚はわずか3カ月しか続かなかった」と伝え、羽生氏の声明文を紹介しつつ、「彼はパートナーについてや、いつ(離婚の)手続きを済ませたかなどの詳細については明かしていない」と付け加えた。 中国のメディアも、ポータルサイトの「捜狐」が「突然、羽生が離婚を発表」という見出しと共に羽生氏のSNSの全文を中国語に訳して掲載するなど、各メディアが、次々と羽生氏の離婚ニュースを報道した。 羽生氏の最後の五輪舞台となったのが、2022年の北京。大フィーバーが巻き起こっていたが、競技からの引退後も、中国での羽生氏の人気はすさまじく、離婚はショッキングなニュースとして受け止められた。 中国の「紅星新聞」は 「4Aと同じくくらいに結婚は難しい…日本のフィギュアスケートスター、羽生が離婚を発表。結婚発表からわずか3か月余りだった」との見出しを取って報じた。 同紙は、羽生氏を「フィギュアスケート史上最も有名なシングルスケーターの一人として輝かしいキャリアを積んできた」と称賛した上で、過去の数々の戦績を紹介。昨年7月19日に競技からの引退、プロ転向を表明、8月4日に入籍発表した経緯を伝えつつ、「羽生選手の一挙手一投足は今でもネットユーザーやファンの注目を集めている」とし、羽生氏が最後の北京五輪で挑んだ4回転アクセルの大技に、マスコミの異常なまでの取材攻勢や過激なファンによる誹謗中傷にさらされる中での結婚生活の難しさを重ねて、こう報じた。 「ネットユーザーの間でも再び激しい議論が巻き起こった。『オリンピックで4Aを決めるのと同じくらい結婚生活をうまくやりくりするのは難しい』というコメントは、羽生選手のスポーツキャリアと私生活の関係をリアルに表しているのかもしれない」 羽生氏が離婚という決断を通じて訴えたメッセージはあまりにも重い。 (文責・RONSPO編集)
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