3連休の天気 広く晴れてお出かけ日和 まだ夏日の所も朝晩は涼しい 服装選びに注意
明後日12日(土)からの3連休は広く晴れて行楽日和となりそうです。東日本や西日本ではまだ夏日の所が多く、日中は暑いですが、朝晩は羽織るものが欲しくなるでしょう。一日の気温差が大きくなるため、服装選びは慎重になさってください。
3連休 移動性高気圧に覆われ行楽日和
明後日12日(土)からの3連休は、日本付近は移動性の高気圧に覆われて、北日本から西日本にかけては広く晴れるでしょう。にわか雨などはない見込みで、行楽日和となりそうです。気温の高い傾向が続いているため、紅葉の見ごろは全国的に遅い傾向ですが、北日本では山間部を中心に見ごろを迎えている所があります。青空を背景にきれいな紅葉を楽しむことができそうです。 ただ、14日(月:スポーツの日)には高気圧の中心が日本の東に移るため、西から天気は下り坂となりそうです。西日本では雲が多くなり、雨の降る所があるでしょう。 一方、南西諸島では、晴れ間も出ますが、湿った空気が流れ込むため、雨の降ることがありそうです。外出の際は雨具を準備しておくと良さそうです。
日中と朝晩の気温差大 洋服2枚分の違いも
3連休中、日中の最高気温は、北海道は20℃前後、東北や北陸は23℃~25℃くらい、関東から九州は25℃以上の夏日となる予想です。沖縄は30℃以上となるでしょう。全国的に平年より高い予想ですが、日陰では空気は爽やかで過ごしやすいでしょう。スポーツにも良い陽気となりそうですが、激しい運動をする場合は、忘れずに水分や休憩をとるようにしてください。 一方、朝や夜は、この時期らしい気温となるでしょう。最低気温は、札幌では14日(月:スポーツの日)は7℃の予想で、朝はコートが必要なくらいの寒さとなりそうです。 東日本や西日本でも15℃くらいまで下がる日があるでしょう。朝晩と日中との気温差が10℃前後と大きく、洋服では2枚分くらいの差があります。昼間は半袖シャツでちょうど良いくらいですが、朝晩は長袖シャツや羽織るものが欲しくなりそうです。体調を崩さないよう、服装選びは慎重になさってください。
日本気象協会 本社 田中 正史