（資料写真）沖縄署

　乾燥大麻を沖縄市内の男（41）の自宅に送り届けたとして、沖縄署は19日までに、長野県上田市の自営業の男の容疑者（42）を大麻取締法違反（譲渡）の疑いで逮捕した。同署は、大麻を受け取った男と、一緒にいた女（35）=与那原町=の2人を同法違反（共同所持）の疑いで現行犯逮捕。男の容疑者については、同法違反（所持）の疑いでも再逮捕した。 【写真】沖縄地区税関が押収した合成麻薬「MDMB-4en-PINACA」(沖縄地区税関提供) 　男の容疑者の譲渡容疑は8月6日、乾燥大麻約50・76グラムを長野県から沖縄市の男に宅配便で無償譲渡した疑い。受け取った男と、一緒にいた女は同日、男の自宅で計118・89グラムを共同所持した疑い。 　宅配便の配送元の捜査で男の容疑者が浮上したという。同署は自宅に乾燥大麻30・58グラムを隠し持っていたとして、男の容疑者を10月18日に所持容疑で再逮捕し、一連の事件について発表した。