<吹け赤い旋風>聖カタリナ 選手紹介/9 /愛媛
◇癒やしの天然キャラ 須賀瑛勝(すが・えいしょう)捕手(1年) 秋の公式戦ではベンチ入りしたものの、出場機会に恵まれなかった。「ベンチ入りだけでなく、チームに貢献できるような選手になりたい」と力強く宣言する。 捕手としてプレーする傍ら、内野手としても練習に参加。苦手なゴロ処理に力を入れ、大舞台のグラウンドに立つことを目指す。打撃面ではフォームを改善したことで手応えを感じているという。 中学時代に卓球部が掲げていた「常に前へ」が座右の銘。実際にラケットを振るのも得意で、中でも必殺のスマッシュは「そう簡単に打たせない」と得意げに話す。周りからはよく“天然キャラ”と言われるが「そんなことは一切思いません」と真っ向から否定を続けている。 ◇「家族にいい姿を」 中山翔貴(なかやま・しょうき)内野手(2年) 「低く鋭い打球」を自身の持ち味に挙げる。光田一樹部長が普段から口にする「現状維持は、現状退化」を胸に内なる闘志を燃やして日々錬磨する。 野球を始めたのは小2から。以来打撃の面白さに魅了され、のめり込んできた。よりバッティングを強化するため、今は日々200回素振りを欠かさず、スイングスピードを上げている。 ご飯に合うという理由でとにかく鍋が大好き。特にキムチ鍋は別格と言い「夏場でも毎日いける」という溺愛ぶりを見せる。 姉の菜々美さん(21)はトライアスロンU19日本選手権で2位に入賞するなど世界的にも活躍する実力者。「自分も結果を残して甲子園で家族にいい姿を見てもらえたら」