高嶋ちさ子、ダウン症姉への“暴力発言”が視聴者好評の逆転現象「炎上しないのはこの人だけ」のワケ
『年末恒例!高嶋ちさ子の爆笑家族旅行に完全密着!』と題し、12月17日に放送された『1周回って知らない話』3時間スペシャル(日本テレビ系)。バイオリニストでタレントの高嶋ちさ子の家族を密着した様子が流れた。 【写真】「米倉涼子の顔が小さすぎ」顔の大きさを比較されてしまった高嶋ちさ子 「同番組で高嶋さんの家族を密着するのは6年目。密着する度に高嶋さんのお父さんや、姉でダウン症のみっちゃんも出演。その家族の歯に物着せぬやりとりが、いつも話題となるんです」(テレビ局関係者) 今回の密着では、家族で東京都町田市にある『スヌーピーミュージアム』へ。そのミュージアム内にあるガチャガチャで、紫のスヌーピーが欲しいと駄々をこねるみっちゃん。しかし、そのわがままを家族みんなが論破。しまいには「この杖でぶん殴ってよお父さん」と高嶋さんが発言したのです。
《炎上しないの、たぶんこの人だけだ》
この発言は、炎上するかと思いきや、“面白すぎる”と話題に。Xでは、番組を見ていた視聴者からのツッコミコメントが集まっているのだ。 《ダウン症の人(姉)にぶん殴るよって言ってるのが地上波で放送されて炎上しないの、たぶんこの人だけだ》 《特別扱いしないで悪いことをしたらちゃんと叱る中々出来る事では無いわ。裏表無いのも好感持てるわね》 《姉を一人の人間として認めて向き合えるところが良いんでしょうね》 《姉もなかなかやりよるのでほんわか家族コメディとして見ている》 家族内の言い争いも、あたたかく見守る視聴者が多い。今までにも、高嶋のみっちゃんへの攻めの態度は、テレビだけではなく、SNSなどにも公開。そのやりとりには、いつも“笑い”が生まれているのだ。 「高嶋さん家族は、全員がみっちゃんに対しては遠慮なくいじるんです。それに対してみっちゃんも全力で返してくる。そんな嘘のないやりとりは視聴者にとって気持ちが良いのでしょう。みっちゃんが抱える障害に対して色眼鏡をかけないリアルな家族のやりとり。そんな飾らない姿が好感を生んでいます」(前出・テレビ局関係者) そんな荒々しい言葉の裏には、みっちゃんに対しての“愛”があるのも、好感が持てる理由の一つだろうと、前出・テレビ局関係者は続ける。 「高嶋さんは、幼少期に母親から《みっちゃんの分まで生きて》と言われたといいます。20歳まで生きられなかもしれないみっちゃんのために自分が生まれたという背景を知り、幼少期を過ごしてきた。“みっちゃんを守る”という気持ちを、家族全員が持っていたのでしょう。それがまっすぐな家族の形につながっているように感じますね」 高嶋家には誰もが“アッパレ”と思っているようだ。