初のお渡し会で、ツーショット缶バッジを妻の悦子さん（右）にもプレゼントした山本譲二

　演歌歌手の山本譲二（７４）が２２日、東京・タワーレコード渋谷店で、人生初の”お渡し会”に挑戦した。 　デビュー５０周年記念の一環として行ったイベント。オリジナルＴシャツなどを購入したファンを対象に、山本とのツーショット写真をその場でメタル缶バッジとして作製。山本自らが感謝の思いを込めてバッジをファンに手渡した。 　初のお渡し会を前に山本は「タワーレコードさんやファンの方に、恩返しに代表曲でも１曲歌おうかなと思って来ましたが、スタッフから歌わなくていいと言われた。なんだか、ボーッとしてます」と言って笑わせた。 　会場ではこの日の”いい夫婦の日”にちなんで、山本が缶バッジの第一号を３７年連れ添った妻の悦子さん（７０）にプレゼント。山本は大リーグ・ドジャースの大谷翔平と妻・真美子さんの名を挙げ「ツーショットをテレビで見ましたが、素晴らしいですね。でもウチは違う。オレは頭が上がらないです！」とシャイな山本流に円満ぶりをアピールした。 　ギャンブル好きだった山本は、競艇で１５００万円を３日間で失った伝説も。破天荒な伴侶の魅力に、悦子さんは「声です！」と即答。山本は「声だけかい！」と突っ込んで笑わせた。 　同店では、山本のＴシャツやタオルなどを販売するポップアップショップを２４日まで開催する。