「警察が追いかけてきて、おちょくっているようで楽しかった」 祭りの後にバイクで暴走か 少年ら5人検挙 京都府警
京都府警は、少年ら5人が6月、府内の道路をバイクで走った際、信号無視などの暴走行為をしたとして、道交法違反の疑いで検察庁に送致し、捜査を終結したと発表しました。 【暴走行為を動画で見る】祭りの後にバイクで暴走か 少年ら5人検挙
京都府警によりますと、木津川市などに住む高校生や専門学校生、アルバイトの少年少女ら5人は6月、宇治市から木津川市に続く府道でバイク3台に分かれて乗り、約10キロに渡って9回、信号無視をするなどの暴走行為を繰り返した疑いなどがもたれています。 当日には宇治市内で祭りがあり、毎年参加した若者の一部が祭りの終了後に暴走行為に及ぶことから、警察が警戒に当たっていたところ、5人が暴走したため追跡。その後、逃げられたものの、1台のバイクに付いていたナンバープレートから5人の身元を特定したということです。 警察の調べに対し5人は容疑を認め、うち1人は「走っていると警察が追いかけてきて、おちょくっているようで楽しかった」などと話していたということです。 警察は5人のうち、すでに2人を逮捕・送検していましたが、15日に残りの3人を書類送検し捜査を終結しました。送検の際、厳罰を求める「厳重処分」の意見を付けたということです。