6000個の灯籠浮かぶ 県都包む鎮魂の光 福島とうろう流し花火大会 福島市
福島市の夏の終わりを飾る風物詩「福島とうろう流し花火大会」は20日、県庁裏の阿武隈川河畔で繰り広げられた。約6千個の灯籠に火がともされ、先祖や亡き人へ鎮魂の祈りをささげた。 水溶性の灯籠を川に流し、川岸にも敷き詰めた。辺りが温かな光に包まれる中、訪れた人たちは静かに手を合わせていた。送り火として花火が打ち上げられ、県都の夜空を彩った。 市仏教会と福島とうろう流し発興会の主催、福島青年会議所の共催、たまのやの協賛。当初は17日に催す予定だったが、台風7号の影響で延期していた。