【JAFに聞いた】冬に相次ぐ「脱輪事故」主な原因は“ナットの緩み” タイヤ交換後は注意 「バッテリー上がり」も多発 気を付けるポイントは
適切な強さで締める必要があります。 (説明書の記載を確認し適切な強さ(締め付けトルク)でナットを締める) JAF長野支部・吉川瑠美さん: 「締め付けすぎも良くなくて、オーバートルクと言うんですけど結果、ネジの損傷につながって、最終的に緩みやすくなる原因になるので、やめてほしい」
また、ホイールとナットが適合したものでないと緩みやすくなるので注意してほしいということです。
タイヤ交換後は駐車場などで最終チェックが必要です。 JAF長野支部・吉川瑠美さん: 「タイヤが適正にはまってなかったりですとか、ホイールと車の接地部分にすき間が空いているという理由でカタカタ音が鳴るので、違和感があったら、すぐに運転をやめて点検をし直してもらいたい。焦らないで最後に必ず最終チェックをするという時間の余裕を持っていただくといいんじゃないか」
このほか、冬のトラブルで多いのが「バッテリー上がり」です。
JAF長野支部でも、ロードサービス依頼件数で最も多いのが1月の1518件、次いで2022年12月の1346件となっています。 (※夏場は800~1000件ほど) JAF長野支部・吉川瑠美さん: 「バッテリーは寒さに弱くて、性能そのものが落ちるので、結果、バッテリー上がりにつながりやすくなる。使用開始日を覚えておいて、交換する目安をちゃんと覚えておくのも大事になるかなと」
今の時期に起きやすい「脱輪事故」に「バッテリー上がり」。JAFでは改めて車を点検するよう呼びかけています。