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防災をテーマに意見を交わす生徒たち＝23日、熊本市中央区

「世界津波の日　高校生サミット」の分科会で、減災をテーマに発表する生徒たち＝23日、熊本市中央区

　国内外の高校生たちが自然災害の脅威や防災について意見を交わす「世界津波の日　高校生サミット」が23日、熊本市中央区の熊本城ホールで始まった。「熊本の教訓を世界へ、そして未来へ」をテーマに、地震や豪雨を経験した熊本で、命を守る対策と創造的復興を考える。24日まで。 防災くまもと

　国内から78校の約310人、海外から43カ国・地域の約210人が参加した。午後の開会式に先駆けて午前中に分科会があり、高校生たちは防災、減災、復興の3テーマでグループに分かれ、自分たちで調べた事例を英語で発表した。 　サミットは、国連総会で採択された11月5日の「世界津波の日」に合わせて2016年から高知県を皮切りに全国各地で開かれ、熊本県内での開催は初めて。県、熊本市と両教育委員会の主催。（上野史央里）