国民・玉木氏「おひざもと」で候補者公募 地元県連が参院選に向けて
国民民主党の香川県総支部連合会は25日、来夏の参院選に向けて香川選挙区(改選数1)の公認候補者の公募をスタートした。 【写真】前回の衆院選公示前、自転車で選挙区を回る玉木氏 県内の衆院香川2区は、党代表の玉木雄一郎氏の選挙区で「おひざもと」だ。10月の衆院選比例区では、県全体で自民党に次ぐ票数を獲得しており、今後の野党間の候補者調整などにも注目が集まる。 選考委員会を務める国民民主党所属の県議や地元の市町議員ら計6人がこの日、記者会見を開いて公募を発表した。 選考委員による面接や支援者らに向けた演説などを経て、候補者を決め、年明けまでに公表したいという。 これまで、県連では通年で候補者を募集していたが、特定の選挙で選考委を立ち上げて公募するのは初めてという。 県連幹事長の山本悟史県議は会見で、先の衆院選で国民の議席が4倍まで伸びたことや、「103万円の壁」をめぐる政策が注目されたことをあげ、「野党の政策がここまで影響を与えているのはこれまでになかった。このような中で、『国民民主党に投票して良かった』と思ってもらえるようにしたい」と語った。
朝日新聞社