ヘビ?魚? 巳年にちなんだ生き物展 長崎ペンギン水族館、31日まで
長崎市宿町の長崎ペンギン水族館2階のポスト水槽で、今年の干支(えと)の「巳(み)」にちなんだ海の生き物を展示している。31日まで。 とぐろ状や長い貝殻を持つヘビガイの仲間2種のほか、頭髪がヘビとされるギリシャ神話の怪物「メデューサ」が科の学名の由来になったセノテヅルモヅルなど、普段はなかなか光が当たらない生き物を主役に据え、解説文を添えている。 熊本県玉名郡から家族で遊びに来た右田悠斗ちゃん(5)は白と黒のしましま模様が人の目をくらます「シマウミヘビ」を熱心に見詰め、「長~い!」とヘビのような動きを必死に目で追いかけていた。 魚類担当の飼育スタッフ、近藤ゆういさんは「貝殻から出ずに餌を捕って食べる姿は、こたつから出たがらない人間にも見えて興味深い。水槽の中の小さな生活に目を凝らしてみて」とPRした。