パリ五輪のアメリカ代表11人が“内定”と現地記者が報道…最終枠の有力候補はレナードか?
NBAの2023-24レギュラーシーズンが終了し、一夜明けた4月16日(現地時間15日、日付は以下同)。USAバスケットボールは、「2024年パリオリンピック」に向けたアメリカ代表のロスター12名のうち11名が決まりつつあると『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が報じた。 【動画】デュラントがアメリカ代表で魅せてきたトッププレー集はこちら! 大会5連覇を狙うアメリカ代表のロスター入りが“内定”と報じられた11名は下記のとおり(以降チーム名は略称、並びはファミリーネームのアルファベット順)。
■パリ五輪のアメリカ代表入り内定と報じられた11選手
バム・アデバヨ(ヒート) デビン・ブッカー(サンズ) ステフィン・カリー(ウォリアーズ) アンソニー・デイビス(レイカーズ) ケビン・デュラント(サンズ) アンソニー・エドワーズ(ウルブズ) ジョエル・エンビード(シクサーズ) タイリース・ハリバートン(ペイサーズ) ドリュー・ホリデー(セルティックス) レブロン・ジェームズ(レイカーズ) ジェイソン・テイタム(セルティックス) ここで注目したいのはカリーだろう。ウォリアーズのスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)が指揮を執るなか、パリ五輪で自身初のオリンピック出場を飾る見込みだからだ。 また、レブロンは2012年のロンドン・オリンピック以来の参加で、アデバヨ、ブッカー、デュラント、ホリデー、テイタムは前回大会を制したメンバー。デイビスは2014年の「FIBAバスケットボールワールドカップ」以来初、エドワーズとハリバートンは昨夏のワールドカップに続く参戦となる。 同記者によると、アメリカ代表のマネージングディレクターを務めるグラント・ヒル(元ピストンズほか)は、「NBAプレーオフ2024」終了後の7月にラスベガスで開催されるトレーニングキャンプとエキシビジョンマッチに向けて、ロスターを1枠空けていると語ったと報道。そのロスター最終枠にはクリッパーズのポール・ジョージ、マジックのパオロ・バンケロ、ネッツのミケル・ブリッジズ、ニックスのジェイレン・ブランソンが候補に挙がるも、有力なのはクリッパーズのカワイ・レナードだと『The Athletic』が報じている。 今後、彼らが健康体を維持できればという条件つきながら、アメリカ代表はパリ五輪でNBAのスーパースターを並べた超豪華メンバーを送り込むことは間違いなさそうだ。
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